この講習を選ぶにあたって、7つの選択肢があったんですけど、この研修を選んだ理由は、理論とライブ感。まさにローツェさんがモデル企業になって、ケーススタディを生でやりますというのが魅力で選びました。私実は…
プロフェッショナル・ビジネスリーダーコース
「プロフェショナル・ビジネスリーダーコース(PBL)」を受講して(受講者の声)電子部品 I様
早速始めさせていただきます。タイトルとして、学んだこと、得たこと、今後生かしていくこと。まず最初に、ベトナムで企業研究が始まる前ですね、印象としていろんな意見を上げていただのですが、その中であげていただいたどちらかというとネガティブなイメージでいただいた意見を書き出してみたのですが、グローバルガバナンスがないとか、経営戦略がないのではないかとか、連結意識が低すぎるとか、その通りだと思いました。その通りだと思う一方、こういったガバナンスに線を引いたんですけれども、そういったものをそのままローツェに取り入れると、率直な意見として、会社が壊れるなと、潰れるんじゃないかと、そういった拒否反応を自分の中で感じたんですね。今更ながら、そんなことを思い出しました。それで、今、感じたことなんですけれども、もともと、創業者、マーケティングはいらない、営業はいらない、いいものがあれば売れるんだと、組織構造がそもそも嫌いだ、といった経営創業者の理念が、自分自身意識したことはなかったですが、相当浸透しているなというのが最初の段階でした。
そういったところから始まったんですけれども、ここで表現したかったのが、いろんな講義を受け、グループ討議をしていく中で、当初から問題意識はあったつもりなんですけど、バラバラでボヤったとしたそういうふうなイメージでしか捉えられていなかったなと。これが進んでいくうちに、いろんな方とお話をさせていただくうちに、どうも問題がクリアになったり、もしくは違った見え方になったり、線で繋がったり、違う枠組みで捉えることができるようになったり、そういったことに変わってきたのかなと思っています。具体例で言うと、私は営業部に所属しているんですけれども、営業していないと発言をしていましたが、実はしているなと。どうしても問題点を考える中で、既存の枠組みの中でしか捉えられていなかった。組織構造としても、そうですし、違った見方をしていくことで問題が発見できたり、こういった違うアプローチ、いろんな解決策、いろんな考え方があってもいいのかなと感じました。
他に学んだこととして、いろんなツールとか勉強の中で紹介いただいたんですけども、私、中国のオペレーションで担当しているものもあって、意思決定をすることが多少はあるのですが、ただの「エイヤッ」だったなと、今後はインテリジェンスレイヤー、今回学んだことを発揮していきたいなと考えている次第です。続いて、今後生かすことですけれども、Aチームから借用していますが、印象的でして、傍観者から当事者へと、問題意識はあったのですが、傍観者としてしかなくて、当事者意識が薄かったなと。今後は、当事者意識を持って、いろんなことをしていかなければいけないのかなと考えています。どういうことかというと、今ここに成長曲線を書いているんですけれども、今、社長が掲げている目標、売上1000億、利益100億があるんですけれども、この赤のライン。こういった右肩上がりでなくてはいけない。おそらく、自分の感覚で下のラインに行っているのではないか、危機感がありまして、今回、こういう研修に参加させていただいて、非常にいい経験をさせていただいたと感じているんですけども、自分自身としてもPBLで学んだツールであったり、視野の広がりを活用できるよう、意識しながらと思っている次第です。
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タグ:製造業
修了者からのコメント
JMAマネジメント・インスティチュートの各コースからは、数多くの修了者が輩出されています。
修了者の方々はその後、各社において重責を担うようになり、培った能力をさらに発揮しています。
佐藤 卓爾 氏
三菱食品株式会社 CSV本部 飲料・酒類グループマネージャー
(2019年度修了)
コンビニエンス業態向けの酒類カテゴリー営業責任者として、縮小する国内の食品市場の中で、既存の延長ではいつか事業が立ち行かなくなるという課題を抱えていました。
目先の利益を稼ぐために限られたパイプをどうやって競合から勝ち取るのか、また並行して新たな事業領域へどうやって進出するかという事を両立して行う事が重要という認識です。
そのための適切なリソースの配分については大きな課題でした。
そのため、他業種の方と交流する事による経営戦略の知識取得と経営視点の体得を目的にPBLを受講しました。
まず、最初は全員で同じ課題に取組むにあたり、全く異なる業界のメンバーが集まったため、着眼点や打ち手に対する考え方が多様であることに驚きました。
私達のチームは既存事業の改善提言をテーマに取り組みましたが、データーが不完全の中でも仮説を組み立てて決めていかねばならない事に直面して、座学主体の詰め込み型の学習では無く、実在する企業への提言研究ならではの気づきを実感しました。
受講を終えて一番に感じたことは、考え方の引き出しが増えたことです。酒類カテゴリーの責任者でしたが、新たに飲料が加わり飲料・酒類の営業責任者となり、多種多様な人たちとの交流を通じ客観的に物事を俯瞰できるようになっていました。
これからPBLを受講される方々には、他流試合ならではの学びを通じて、実りある研修にするために、研修中の議論には躊躇せずに飛び込んでほしいと思います。そうする事で自分たちの強み・弱みを客観的に知ることが出来るはずです。