この講習を選ぶにあたって、7つの選択肢があったんですけど、この研修を選んだ理由は、理論とライブ感。まさにローツェさんがモデル企業になって、ケーススタディを生でやりますというのが魅力で選びました。私実は…
プロフェッショナル・ビジネスリーダーコース
「プロフェショナル・ビジネスリーダーコース(PBL)」を受講して(受講者の声)エネルギー F様
お疲れ様です。今日はどうしても一言いわなければいけないと思いまして、弊社の見学が来ておりますが、あれほど来るなと言ったのですが、どうも近くなので来てしまいましたが、気にせず進めさせていただきます。私は経営企画室というところに移って来まして、ちょうど二年目を迎えているんですけれども、そういった仕事をやっていることもあり、研修の内容とかぶることもあり、仕事の内容と被せながら、今回の研修で学んだこととかそういったことを説明していきたいなというふうに思います。
上の方は弊社の中の動きを示したものなのですが、まさにこの中期計画の次の三カ年中計を作る段階にありまして、それと同時進行的にPBLの研修が今やっているという段階であります。実はさかのぼること昨年9月にですね、弊社の中で恥ずかしながら経営改革チームというのを立ち上げまして、私もそのメンバーの中に入り、素人ながら、まずありたい姿を描き、現状把握をし、戦略の仮説を立て、目標設定をして、それに向かっての戦術とアクションプランを決めて、こんな流れを踏んできました。弊社の経営層に対しての今度12月にローツェでやろうとしているのと同じことを弊社の経営層に対して、答申をし、提案をしたというんですかね。そういったことをやっておりました。それが終わったと思ったら、ちょうどこの研修の話が舞い込んできまして、また同じような流れで一通りやっていくとなっております。弊社の中で六月に答申をして以降ですね、各部門毎のロードマップを作ってもらうことをやっているんですが、私は私なりに弊社の社長と一緒にいろんな現場をまわって、現場からいろんなキーワードを吸い上げるべく、いろんな場所を歩いております。それも十一月末には終わる予定です。まさに中期経営計画の原案を作成するためのアクションプランをどのようにやるべきか細かいものを今決めている最中でして、ここで黄色く塗っているところに対して、今回のPBL研修の内容が少し取り込むことができたかなと思いましたので次のスライドで紹介したいと思います。
まず社長意見交換会なんですけれども、戦略の仮説、目標設定、戦術、具体的なアクションプラン、我々が提示したことに対して、意見や質問をやり取りすることで、そういうふうに思ったんですか、とうまく本質を聞き出すことができたかなと感じております。参考になったかなと思います。次にアクションプランの抽出、すり合わせという断面ですけれども、ここでは現状認識と問題意識を理解してもらうために真の原因を提示できるよう通常の業務の中で何度もすり合わせを重ねて、関係部署の人たちと意見交換をしたと、考え方を聞いたと、そういうことをやっております。それから本題の中期経営計画の選定というところについては、一つ目として内部環境と外部環境の把握だけではなくて、ある意味、主観的な意図や決意を明確に、我々が目指したいことを明確に織り込むことができたかなと。真ん中二つ目、ディシジョンツリーとかストラジーテーブルの意思決定の整理は、未実施なんですけれども、ここは残念ながら弊社の中では落とし込みができておりません。最後に経営環境分析、この中に自社に与えるリスクを織り込んで、今回初めて弊社の中ではリスクマップを参考として作って役員の方にも提示をさせていただきました。以上でございます。
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修了者からのコメント
JMAマネジメント・インスティチュートの各コースからは、数多くの修了者が輩出されています。
修了者の方々はその後、各社において重責を担うようになり、培った能力をさらに発揮しています。
佐藤 卓爾 氏
三菱食品株式会社 CSV本部 飲料・酒類グループマネージャー
(2019年度修了)
コンビニエンス業態向けの酒類カテゴリー営業責任者として、縮小する国内の食品市場の中で、既存の延長ではいつか事業が立ち行かなくなるという課題を抱えていました。
目先の利益を稼ぐために限られたパイプをどうやって競合から勝ち取るのか、また並行して新たな事業領域へどうやって進出するかという事を両立して行う事が重要という認識です。
そのための適切なリソースの配分については大きな課題でした。
そのため、他業種の方と交流する事による経営戦略の知識取得と経営視点の体得を目的にPBLを受講しました。
まず、最初は全員で同じ課題に取組むにあたり、全く異なる業界のメンバーが集まったため、着眼点や打ち手に対する考え方が多様であることに驚きました。
私達のチームは既存事業の改善提言をテーマに取り組みましたが、データーが不完全の中でも仮説を組み立てて決めていかねばならない事に直面して、座学主体の詰め込み型の学習では無く、実在する企業への提言研究ならではの気づきを実感しました。
受講を終えて一番に感じたことは、考え方の引き出しが増えたことです。酒類カテゴリーの責任者でしたが、新たに飲料が加わり飲料・酒類の営業責任者となり、多種多様な人たちとの交流を通じ客観的に物事を俯瞰できるようになっていました。
これからPBLを受講される方々には、他流試合ならではの学びを通じて、実りある研修にするために、研修中の議論には躊躇せずに飛び込んでほしいと思います。そうする事で自分たちの強み・弱みを客観的に知ることが出来るはずです。