エグゼクティブ・ビジネスリーダーコース(EBL)
ねらい
経営視点を備え、目指すべき経営者像を確立し、自らの意識・行動を変革することで、「経営構想力」と「経営主導力」を身につけます。
コースの特長
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- 1 各テーマの専門家による講義や演習、他社参加者との討議等を通じて学ぶ
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1. 経営戦略
2. 財務・会計
3. 組織・人材マネジメントとリーダーシップ
4. 目指すべき経営者像と経営理念
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- 2 経営者講演
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毎単位、第一線で活躍されている経営者の実践例から経営者の在り方を学ぶ
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- 3 多彩なアセスメントの活用
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自身を「自己視点」「他者視点」から客観的に捉える
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1 パーソナリティアセスメント
モチベーションの特性、平常時の行動特性、ストレス時に問題となる行動特性を診断することで、個々の特性を構造化し、経営幹部としてのパフォーマンス発揮の可能性を明確にします。また、自身のパーソナリティのみならず、チームや組織に与える影響や、リーダーシップ開発のために注力すべきポイントに関する情報を正確に把握することができ、グローバル・ビジネスで活躍できる次世代経営幹部としての能力開発に最適なアセスメントとなります。
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2 ビジネスシミュレーション
複数の架空の状況設定(ビジネスシミュレーション)で行った意思決定や振る舞いを、実績豊富な講師陣と専門のアセッサーが行動観察・評価を行うことで、自身の現状課題と啓発目標を明らかにします。また、異業種の参加者同士による相互フィードバックを行い、自身がどのように周囲の人々をリードし、どのような影響を与えているのかを客観的に把握することできます。自身を「自己視点」と「他者視点」から客観的に捉え可視化することで、次世代経営幹部が成功するために重要なコンピテンシーを強化いたします。
プログラム概要
期間・日数、定員
2024年9月~2024年12月(全4回・11日間)、定員24名
主な対象者
- 経営幹部として活躍が期待される方( 数年後に社長・役員を目指す方)
- 主な役職: 本部長、事業部長、部長、工場長、支社・支店長等
過去の参加企業(法人格略、一部、会社名当時)※50音順
- アイシン
- 味の素ファインテクノ
- 石原産業
- SCSK
- エドワーズ
- NECソリューションイノベータ
- FDK
- キッツ
- きらぼし銀行
- クラレ
- サンワコムシスエンジニアリング
- ジェーシービー
- SUBARU
- 住友商事
- 西華産業
- 積水化成品工業
- 第一稀元素化学工業
- 大和ハウス工業
- 中国電力
- 東京ガス
- トーマツ
- 戸田建設
- 酉島製作所
- ニコン
- 日清紡ホールディングス
- 日本精工
- 日本政策金融公庫
- 日本郵政
- ノーリツ
- 富士通エフサス
- 三井E&S ホールディングス
- 三菱HCキャピタル
- ミリアルリゾートホテルズ
- 村田製作所
- 森永乳業
参加料(税込/1名)
法人会員 | ¥1,650,000 |
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法人会員外 | ¥1,760,000 |
参加料に含まれるもの | ・テキスト費(必読書・参考書籍除く) ・昼食費(オンライン時は除く) ・宿泊費(合宿単位) |
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参加料に含まれないもの | ・国内外の研修開催地までの交通費、事前宿泊費 ・国内外の自主活動時の交通費、宿泊費 |
キャンセル規定
お申込み後、参加者の都合にてキャンセルされる場合、下記のとおりキャンセル料を申し受けますのでご了承ください。
なおキャンセルのお申し入れは、必ずメール(info-jmi@jma.or.jp)にてご連絡ください。
開催3ヶ月前~2ヶ月前 (開催日を含まず起算)・・・参加料の30%
開催2ヶ月前~31日前 (開催日を含まず起算)・・・参加料の50%
開催30日前・・・参加料の全額
プログラム概要(2024年度予定)
- 第1単位
2024年9月
3日間(合宿) - 経営者の役割と経営戦略
- 自分自身の能力・資質の再点検を行い、その強みと弱みを確認する
- 企業戦略の課題とトップマネジメントの役割について理解を深める
- 戦略立案に必要な知識と視点から、実現プロセスを理解する
- 第2単位
10月
2日間(通い) - 「財務・会計」
- 経営者として必須である財務・会計と経営分析の基礎を習得する
- リアルケースを交えて学び、経営判断の中でいかに財務・会計を活用するかを考える
- 自社・自部門の経営・改革に学んだことを活用する
- 第3単位
11月
2日間(通い) - 「組織・人材マネジメントとリーダーシップ」
- 経営視点から組織開発と人材マネジメントについて理解する
- 自社における組織・人材マネジメントを描く
- 自身の役割やなすべきことを明確にする
- 第4単位
12月
4日間(合宿) - 「目指すべき経営者像」「経営理念」
- 経営理念を考え経営者としてなすべきことを確立、定義する
- 「アセスメント」「ビジネスシミュレーション」等を通じて、経営者としての行動課題について深い「気づき」を得る
- 自己の経営者像を確立し、そこに至る行動計画を作成し、宣言する
- フォローアップ
2025年
※予定 - 修了後の学びと成長の共有
- 研修終了後のご自身の活動の振り返り
講師陣(敬称略)※2024年度登壇予定
単位講師
〈経営戦略〉 |
〈財務・会計〉 |
〈組織・人材マネジメント〉 |
コーディネータ
松田 将寿 |
参加者の声
- 経営者として何をしていくべきかを明確にすることができ、大変有意義な機会でした。
また、他社・異業種の方々との交流を深めることができ、貴重な経験となりました。 - 経営者に必要なテーマの講義や討議、経営者講演、課題図書の読破とレポートのまとめ、
異業種の同世代の参加者との交流を通して、多くの気づきと新しい刺激をいただきました。 - 経営者としての心得を学ぶことができました。また、自身の能力を棚卸しする機会となり、
経営者に向け「やるべきこと」が明確になりました。 - 経営者に必要な知識の習得だけでなく、他社のメンバーとの交流により人脈が広がり、
自分の中の世界が広がりました。また、次のステージに向けて背中を押してくれる研修でした。 - ビジネスシミュレーション演習での忌憚のない意見はとても有益でした。
自身の思考・行動特性・クセ等を再認識することができました。
修了者からのコメント
JMAマネジメント・インスティチュートの各コースからは、数多くの修了者が輩出されています。
修了者の方々はその後、各社において重責を担うようになり、培った能力をさらに発揮しています。
江里口 麿 氏
株式会社SUBARU 執行役員 第二技術本部長 兼 東京事業所所長
(2017年度修了)
組織内での立場が変わり、業務範囲や判断する案件の規模が大きく変化したこともあり、意思決定に必要な知識や考え方を学ぶ必要性を感じていた時期でした。
各テーマの講義を通じて意思決定に必要なスキルを体系的に学び、様々な角度で経営を考えながら、今後のマネジメントに活かせる貴重な情報や経営知識を獲得しました。加えて、各単位で講演された経営者の方々からは、生々しい経験談や経営に対する価値観、信念などをお聞きし、多くの気づきから自分なりの経営者像を描けるようになりました。また、異業種の方々との深い議論や交流により視野を広げられた事も大きな成果です。
経営を実践する立場となった現在、研修で得た気づきや議論の中で見出した方向性が自分自身の意思決定に大変役立っています。