この講習を選ぶにあたって、7つの選択肢があったんですけど、この研修を選んだ理由は、理論とライブ感。まさにローツェさんがモデル企業になって、ケーススタディを生でやりますというのが魅力で選びました。私実は…
プロフェッショナル・ビジネスリーダーコース
「プロフェショナル・ビジネスリーダーコース(PBL)」を受講して(受講者の声)エネルギー M様
私は会社から行けと言われて、どちらかというとイヤイヤ来たというのが本音です。
そう言いながらもせっかく来て時間を使うので、真剣にやりたいなということと、最後に発表させていただきたいことがあるので発表させていただきます。学んだこととしてはみなさんと一緒でですね、その中でも印象深かったのは、どうしても負債があるときに、ずっとひきずって意思決定にズルズルやってしまうというケースがずっとありましたけれども、どこかのタイミングで一回切ってという考え方、これは非常に勉強になりました。我々も投資をしながら、回収ができない。ガス屋ですのでどうしてもそういうケースがある。どこかのタイミングで、ゼロベースで考え直すというのは、今後非常に役に立つなと思いました。二番目には、イノベーションですね。これは、新興国と言われている国では安かろう悪かろうというイメージがありまして、そこから生まれるものが世界を席巻する。そういう見方、実際の実例、それは非常に印象に残っています。あとはヤマハ発動機のアフリカで漁業を教える。船を売る。これを我々の業界でつなげていきたい発想だなと。ガスはいろんなところで使われるものですから。これから伸びる市場を逆に踏まえて、逆にガスが使えないか。そういう発想もあるかなと思いました。
今、本社にいるんですけれども、社内ですね、ここの連携というのが、たかだか600人くらいの会社なのにギスギスしているというのを感じていまして、普段から円滑に進めるべく、そういった関係を作りたい。一言で言えば、すぐに返ってくる。普段から意識したいなと思います。あとは第一回目、チームメイトがすごい頑張って徹夜で作ってくれた資料を、私としては非常にありがたく、私は何もしないで申し訳無かったのですが、発表したら、評論家はいらないと言われたのはカチンときまして、気合いいれてやるかという気になりました。みなさんと討議していく中で、時間軸を入れて、実際に起こったこと、社員の思いを重ねあわせて、調査した結果、今ある本質的な問題が検証できたのではないかなと、この考えの発表を一日の発表には生かしていきたいと思っています。
今後に生かすことは、一番上ですね。いろいろ起きた現象を見るんではなくて、背景にある根本的な問題を探る。これもすぐにできるわけではないと思いますが、こういうことを意識しながら、例えばニュースであるとかを見ながら、自分自身の能力を上げたいと思います。あとは不確定要素を排除せずに計画に盛り込む。こんなことも頭に入れたいと思いました。私、パワーポイントが下手なんですけれども、今後に生かしたいのは、みなさんと知り合うことができまして、みなさんとの関係を大切にしたいと思っております。
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修了者からのコメント
JMAマネジメント・インスティチュートの各コースからは、数多くの修了者が輩出されています。
修了者の方々はその後、各社において重責を担うようになり、培った能力をさらに発揮しています。
佐藤 卓爾 氏
三菱食品株式会社 CSV本部 飲料・酒類グループマネージャー
(2019年度修了)
コンビニエンス業態向けの酒類カテゴリー営業責任者として、縮小する国内の食品市場の中で、既存の延長ではいつか事業が立ち行かなくなるという課題を抱えていました。
目先の利益を稼ぐために限られたパイプをどうやって競合から勝ち取るのか、また並行して新たな事業領域へどうやって進出するかという事を両立して行う事が重要という認識です。
そのための適切なリソースの配分については大きな課題でした。
そのため、他業種の方と交流する事による経営戦略の知識取得と経営視点の体得を目的にPBLを受講しました。
まず、最初は全員で同じ課題に取組むにあたり、全く異なる業界のメンバーが集まったため、着眼点や打ち手に対する考え方が多様であることに驚きました。
私達のチームは既存事業の改善提言をテーマに取り組みましたが、データーが不完全の中でも仮説を組み立てて決めていかねばならない事に直面して、座学主体の詰め込み型の学習では無く、実在する企業への提言研究ならではの気づきを実感しました。
受講を終えて一番に感じたことは、考え方の引き出しが増えたことです。酒類カテゴリーの責任者でしたが、新たに飲料が加わり飲料・酒類の営業責任者となり、多種多様な人たちとの交流を通じ客観的に物事を俯瞰できるようになっていました。
これからPBLを受講される方々には、他流試合ならではの学びを通じて、実りある研修にするために、研修中の議論には躊躇せずに飛び込んでほしいと思います。そうする事で自分たちの強み・弱みを客観的に知ることが出来るはずです。