プロフェッショナル・ビジネスリーダーコース

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「プロフェショナル・ビジネスリーダーコース(PBL)」を受講して(受講者の声)商社 T様

なぜこの研修を受けたのかと、どういう課題とか悩みを持ってこの研修に参加したのかを一枚最初に書いたんですけれども、取り巻く職務環境というところで書きました。
ポジション、課題、悩みと書いたんですけど、ポジションは私、今、チームリーダーというポジションを私やっているのですけれども、私含めて13人の組織です。出向先で勤務していまして、年齢が上の部下がいたり、出向先と雇用契約をしている人がいたり、住友商事の人間がいたり、いろんな人間が入り混じったところで働いています。私は鉄鋼業界のトレード業務をしております。そういった中で、どういった悩み、課題を抱えているかというと、下に三つ書いたんですけれども、一つはリーダーシップとかマネジメント能力。蛸壺的な組織でいるんですけれども、どういうふうにマネジメント能力を発揮していくかをいつも考えていて、グローバルベースで海外との接点もありますから、グローバルベースでどういうふうに能力を発揮するか、日々悩んでいます。私の業界が、従来型、旧態依然とした、非常にベトベトした業界でして、それが厳しい収益環境になるんですけれども、なかなか商社も脱皮を繰り返しているんですけれども、その中で私が所属している組織は非常に古い業界ということで、一番下に書いた新しい発想とか変化が常に必要な部署、業界なんですけれども、頭の固い人間が多くて、なかなか上手くいかない。悩みを持ちながら、この研修に参加したということです。

この研修を今後、どのように活用していくかということなんですが、
一つ目はみなさんご説明されていた通り、経営戦略のいろんな理論を学べたと思っております。戦略的には意思決定のプロセス、こういったことも日々座学、講義で非常に勉強になりました。普段の仕事で使えるような実践的なスキルを習得できたと思っております。先ほどみなさんからあった引き出しというのが自分の中にも増えたなと思っています。思考、行動の軸と書きましたけれども、何かを決めないといけない。どちらにいくか判断をしないといけない時の軸になるようなことをたくさん今回は学べたのかなと思っています。

二つ目がマネジメントとしての視点と書きましたが、ローツェさんの企業研究を通して、藤井社長と話したり、ベトナムの中村社長、もしくは各部の部長さんとお話ししたりということで、経営者との会話が非常に多かったと思います。私やみなさんも立場上、経営者と話をする機会は多くなってきていると思います。私自身も本部長や部門長と話す機会は増えているんですけれども、今回ローツェさんの企業研究を通して、経営者が普段どういうことを考えているのかということを自分の中でも腑に落ちる部分があったなと、視野を深く、広く考察することが言われるんですけれども、そういう方々とお話をすることによって、自分の中でもよく学べたかなと思っています。

三つ目が、私はCチームに所属していまして、合計4名でやっているんですけれども、Cチームの皆さんだけじゃなくて、お集まりの皆さんとの人的ネットワークは、私にとっても非常に有意義だなと思っております。商社の中でも、部門が違うと全く違うことをやっていますので、広がりは増えるんですけれども、会社の枠を超えた人たちとの接点は非常に大きいと思っておりまして、これは今後の私の人生にも役に立っていくんだろうなと思っています。先ほど課題とか悩みと言いましたけれども、新しい思想や変革が受講生のみなさんを通してできる。もしくはローツェのみなさんとの会話を通して、マネジメントの一翼になるかなと、私の悩みを解決するには非常に有意義な研修だったというふうに思っています。以上です。

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修了者からのコメント

JMAマネジメント・インスティチュートの各コースからは、数多くの修了者が輩出されています。
修了者の方々はその後、各社において重責を担うようになり、培った能力をさらに発揮しています。

佐藤 卓爾 氏
佐藤 卓爾 氏
三菱食品株式会社 CSV本部 飲料・酒類グループマネージャー
(2019年度修了)

 コンビニエンス業態向けの酒類カテゴリー営業責任者として、縮小する国内の食品市場の中で、既存の延長ではいつか事業が立ち行かなくなるという課題を抱えていました。 目先の利益を稼ぐために限られたパイプをどうやって競合から勝ち取るのか、また並行して新たな事業領域へどうやって進出するかという事を両立して行う事が重要という認識です。 そのための適切なリソースの配分については大きな課題でした。
 そのため、他業種の方と交流する事による経営戦略の知識取得と経営視点の体得を目的にPBLを受講しました。
 まず、最初は全員で同じ課題に取組むにあたり、全く異なる業界のメンバーが集まったため、着眼点や打ち手に対する考え方が多様であることに驚きました。 私達のチームは既存事業の改善提言をテーマに取り組みましたが、データーが不完全の中でも仮説を組み立てて決めていかねばならない事に直面して、座学主体の詰め込み型の学習では無く、実在する企業への提言研究ならではの気づきを実感しました。
 受講を終えて一番に感じたことは、考え方の引き出しが増えたことです。酒類カテゴリーの責任者でしたが、新たに飲料が加わり飲料・酒類の営業責任者となり、多種多様な人たちとの交流を通じ客観的に物事を俯瞰できるようになっていました。
 これからPBLを受講される方々には、他流試合ならではの学びを通じて、実りある研修にするために、研修中の議論には躊躇せずに飛び込んでほしいと思います。そうする事で自分たちの強み・弱みを客観的に知ることが出来るはずです。

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